2012年02月25日

今夜は、安房介護一揆「第三回」来てね!

南房総市 社会福祉協議会主催の「介護者のつどい」に呼んで頂きました。

お題目は「アロマで介護」

kaiosyanotudoi4

アロマで介護って、何?

奥様の介護に疲れた自分の体をアロマで労わりたいと言って下さったおじいちゃん。

アロママッサージをした手と、していない手との体感温度の違いに驚いてくださいました。

ほら、アロマで左右の手の暖かさが違うでしょう?

こんなちびっこの参加も♪

南房総市・介護者のつどい


また、二月は木更津の”井戸端げんき”加藤さんファミリーがひょっこり遊びに来てくださいました。

井戸端、加藤君パパと...

じーじ、これなぁに?

毎日、井戸端元気でジジばばたちと過ごしているちっちゃな彼は、自然体での名ヘルパー
いやいや、そんなものを通り越した、いい仕事をするんだなぁ、これが!

帰りの言葉は、もちろん「おちゅかれさまでした!」でした。


そして、新しい「小規模多機能・ろくじろう」がいよいよ完成しました。

この日は、建設主の渡辺建設さんが、房日新聞へ広告掲載して下さるとの事。
その写真どりをしていただきました。

もちろん、ろくじろうは建物だけの写真はNGです。
いつでも、利用者さんたちと一緒に載せてくださいね!とお願いして、

午前中は、皆で笑顔の練習をしました!

本日の房日新聞、笑顔で写っているか見てくださいね。

センターを取ったばぁちゃんは、さてさて誰でしょう?
(投票制ではありませんでしたが.....)

ここが、新しいろくじろうなのね!
そして、その後はまだ引っ越し中だと言うのに、自前鼓笛隊で大盛り上がりです!


自前鼓笛隊でお祝い♪

来月からの新スタートに向けて新しスタッフも五名増えました。

ほとんどが、乳幼児を子育て中のママたちです。

そこで、スタッフに向けたプチアロマ講習会とプチ介護塾を開きました。

りょうとたける・二歳と三歳

子供たちを連れての参加です。

あまりの嬉しさに、脱走する子も...

りょうちゃん、脱走!

この勉強会でのお題目は「あなたにとっての成功体験を聞かせてください」

新しいスタッフたちは、私たちが想像もし無かったような答えを聞かせてくれたのです。


「私にとっての成功体験は、この子が産まれてきてくれたことです。

 結婚したことが、成功でした。

 いい加減に生きてきた自分が、子供のためにと考えられるようになったから

 これが、私の今までの人生における成功体験です」


子供を怒鳴りまくっているように見える、若い彼女がそう言った。

聞いていた私たちが、目を丸くしてしまった。

そして、


嬉しかったなぁ。


今日は、ろくじろうオープンパーティを兼ねた

安房介護一揆の第三回目

安房の介護を志すアツい人たちで
本音で、本気で語り合う場

良かったら、ぜひご参加ください。

本日18:30〜

南房総市白浜町滝口5175-1

小規模多機能・ろくじろうでお待ちしております。
posted by アロマ姉さん at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ろくじろうでの日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

家で死なせてあげたい

小さなデイサービスを始めて、二年が過ぎました。


クリスマス会はおはぎ?ケーキ?アンケート中


その二年間の中で五名の利用者さんを看取ってきました。

ディサービスで看取りとは?と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

正確には、ろくじろうの利用者さんが自宅で亡くなる応援をさせて頂いてきたという事です。

鰯のすり身で今日はおつゆを作ろう


先日の朝日新聞にはこんな記事が載っていました。

アンケートによると自宅で死にたい方と、病院でも構わないという方が半々だが、
どちらも共通したのぞみは「ぴんぴんころり」と死にたいというアンケート結果
だったそうです。

磯笛公園はリハと散歩に最高



そして、寝たきりになって亡くなるまでの平均日数は八か月半だそうです。

ろくじろうに通って亡くなった五名のうち、最後にデイサービスにいらしてから
亡くなるまでの日数は、二日から三週間。

はっちゃん夫妻のクリスマスリース教室

そして、昨年末に見送らせていただいたのが宣さん、
三日前までディサービスに通ってくださいました。

今日は特に記憶に新しい宣さんの事を書かせて頂こうと思います。



92歳の男性で奥様と二人暮らし、認知症を三年前より患い、
今年の夏の終わりころから心身ともに徐々に落ちてきているのが、
私達にはわかりました。

しかし、意外にも、毎日一緒に過ごす奥様は、そんな変化に気づかない様でした。

それは休み明けの月曜日の事です。

私たちはやってきた宣さんの表情をみてびっくりしてしまい、
急遽主治医に往診をお願いしました。

そして奥様、ケアマネにも無理をお願いして往診に立ち会って頂きました。

わたしたちは、宣さんの表情を見て、死が遠くないことを感じたからです。

それなのに、意外にもご家族はその現実に気づかないのです。

主治医はこうおっしゃいました。

「ともかくすぐに入院させましょう」

「先生、待って下さい、奥様はきっと入院は望まないと思います。
最後まで自分で見てあげたいとずっとおっしゃっていました」

それでも、ケアマネとドクターの間では入院しかない、ともかく検査を
という話だけが進んでしまいました。二人の専門家に突然そういわれ、
その方法に従うしかないのかと、その時奥様は思われたそうです。

自分ひとりで夫を見る事は不可能なのだろう、従うしかないと。

私はこう思いました。この人を今自宅から引き離し、入院させたら、
この人の心が壊れてしまう、そのうえで命をつなぐことは無理だろうと。

でも、私には「やめてください」という権利はない、
責任も負えないのだと考えてしまいました。



その時、老人ホームでの看取り経験を重ねてきたまだ若いスタッフがはっきりとこう言ったのです。

「もう、入院したら帰って来られないかもしれないよ、麗子さん、本当にこれでいいの?」

その言葉に奥様は我に返ったそうです。

もう、誰になんと言われようと自分は揺れないと思ったそうです。

「私は家で夫を見ます」はっきりとそう宣言したのです。

それだったら麗子さん一人に頑張らせない、私たちもいる、訪問看護もある。
どんな方法があるのか一緒に考えようと伝えると、入院を、検査をというばかりだったドクターが、
麗子さんの想いを受け止めてくださったのです。


後はケアマネの知恵と、ドクターの力添えにより皆が動き出したのです。

幸いご自宅が近かったので、私たちは何度か様子をうかがいにでむき、
来られるチャンスを見計らってろくじろうまでお連れする日が数日ありました。

ともかくだるくていたたまれないという宣さんに、循環をよくして、
浮腫みを出してくれるレモンやラベンダーでマッサージし続けました。

手を握り、いつでも目を開いたときに、誰かの顔が宣さんに映るように配慮しました。


「僕はここに居てもいいの?」それが宣さんの苦痛や居眠りの間の問いかけでした。

「いいんだよ、宣さん、いつでも私たちがそばにいるからね」
そういうと安心して目をつぶられました。

宣さんの枕元のテーブルでは、いつもの利用者さんたちが、
心配そうに見つめながら、それでもいつものろくじろうの時間は流れていました。

私たちは、なくなってゆく仲間たちの姿を隠しません。

それは「あなたがこうなっても、いつでも最後まで私たちはあなたの側に居続けるから
安心してください、ここで死んでもいいのですよ」という無言のメッセージを送る事にもなります。


翌日、迎えに来てほしいという奥様からの電話に、伺ってみた時、宣さんの様子を見て、
もう、外の風に当てる事はよしましょうと判断させていただきました。


それから、私たちは仕事が終わると宣さんのもとへ通いました。

エンジェルがそばにやってくると言われるローズ・オットの特選ブレンドオイルを作って行き、
宣さんの体中をマッサージしました。

そばでは奥様が私たちと泣き笑いしながらこう問いかけてきます。

「ねぇ、どのくらい持つと思う?今月いっぱい?今年いっぱい?」

私たちは首を横に振ります、

「いえ、麗子さん、それは今夜でも明日でもおかしくない事です。」
そんな私達との会話の中から、彼女は大切な人との別れの覚悟を少しずつ
固めていったようでした。


一昨日、葬儀後に初めて自宅を訪ねてみると、麗子さんはこうおっしゃって下さいました。

「自然に死ねない今という時代に、私はろくじろうに出会って本当にラッキーだった。
自分の覚悟と、ドクターの力添えがあったから本当に満足する最後を送ることが出来たの、
自分はやりつくすことが出来たと、とても満足と感謝をしているのよ、ありがとう。

そして、私は白浜で生き続けるから、私の介護も、最後も必ず見てね」

ここは何でもやらせられるねぇ


(このお話は、先日鴨川で開催された「リハビリケア文化祭」にて発表させてりただきました。
麗子さんに話してもいいかなぁ?とお伺いを立てると
「え!私たちの事、話してくれるの?」と喜んで下さいました。

麗子さんは都会から移り住み、信頼する夫が認知症になっても誰にも隠すことなく、
東京と白浜でパッチワーク講師をする明るくてかわいい女性です。)


アロマと介護の実体験談、まだまだ皆さんにお伝えしたいことがあります。

小規模多機能・ろくじろうになったら、アロマで介護塾とベビマ塾も復活予定です。


小規模多機能・工事中

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南房総市社会福祉協議会(44-3577)にて「介護者のつどい」に呼んでいただきました。

2月 7日(火)13:30~15:00 三芳保険福祉センター
2月10日(金)13:30~15:00 ちくら介護予防センター

アロマをやってみよう/交流会
参加費500円(持ち帰りオイル付だと思います♪)

・実際にアロマオイルをブレンドして、手足のマッサージを実践します。
・「なんのために介護をするのか?」介護職・介護者家族さまざまな立場から
くすぶった心、ぶちまけ合えたらいいなぁって考えています。

ぜひぜひ、ご参加ください。

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スタッフ&ボランティアさん募集中です!

一緒にお年寄りたちとの暮しを楽しみませんか?
気軽にお問い合わせください。0470-38-3020

(写真と文章は無関係です。ごめんなさい)



posted by アロマ姉さん at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ろくじろうでの日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月11日

人生は楽しい

95才の書「人生は...」

95才のタケさんに筆を渡すとすらすらと書き始めた。
皆の見守る中、彼女が書いた言葉は

「人生は 楽しい」

若いスタッフたちがこう言った、

「そうか、人生は楽しんだ!♪」


満州から引き揚げてきたときの事、

若いくて、何も知らないと笑われたお嫁さん時代、

思い出すとつらい事ばかりだから、昔の事は話したくないと言っていたタケさんが

95才になって心からそう思うんだと知って、嬉しかった。

うれしかったなぁ、しっかり生き続けたなら、私たちもそう言える

みんなが、必ず、そう言えるんだね。

百歳違い

百歳違いの彼女は、二回も救急車で運ばれながら
今日も元気いっぱい!

搬送先で、検査をするために一晩入院してくださいと言われたとき、
ついていった若いスタッフはドクターに直談判した。

「センセイ、前回の時も安定剤を抜くのに何日もかかったんです。
もう、百歳です、入院したら、また今夜も安定剤を使いますよね?
先生、お願いだからこのまま連れて帰らせてください」


側についていたご家族も、黙ってうなずいてくれた。

そして、またおいしそうに”まんま”を食って一日が終わる。

百歳だから、おいしいものが何よりの薬。

「うめぇなぁ、うんめぇなぁ」で、ろくじろうの一日が終わる。

今日は百歳に何を食べてもらおうかと、若いもんが考える。


ろくじろう座談会の風景


毎日が、バタバタと過ぎてしまう事が多い今日この頃。

良くないなぁって思いながらも、あわただしく送迎の時間がやってきてしまう毎日。


そんな中、珍しくこの日は利用者さんも少な目、
おやつの時間に皆で一つのテーブルを囲んで座ることができた。

「今日は久しぶりに会議をやりたいと思います。」

少し長く利用頂いているお客様たちは、ああ、いつもの会議かとうなずく。

最近、利用を始めたお客様たちは、ちょっとキョトンとした表情。

「この前ね、ある人がこういったんだ”自分は人の世話になりながら、
こんなに生き続けていいのかなぁって思うんだよ”って、

皆さんも、そんな風に考える事、有りますか?」

私からの問いかけを受けて、90才のヤスコさんが大きくうなずいた

「あるよ、いつもいつもそんな事、考えちゃうよ」

そっかぁ〜、おんなじなんだねぇ。

生まれつき全盲のやっちゃんにも聞いてみた。
「ねぇ、やっちゃんはどう思う?人の世話になって生きるって事」

やっちゃんは、こう言った。

「私は、いいと思います。私は幸せな事だなぁって思います」

そっかぁ、かっこいいなぁ、やっちゃん。

40代のレイちゃんは、白板に書いてくれた。
「私は小さなころから体が弱くって、足の手術して、これからどうしようかなって時に
ろくじろうさんに出会った。今はみんなに感謝しています」

いつも、レイちゃんが行ってくれる言葉だ。


80代の福さんが言った
「自分は、充分に働けない人がいたとき、自分の体を使ってその人の分まで黙って働いてきた。
なにくそって思って、二人分働いてきた」

そうだね、ずっとずっとそうやって働いて、年を取って思うように働けなくなったんだよね。


こたえは無いけれど、

正解もないけれど、

皆が真剣に考えて、真剣に自分を語ってくれる。

また、ろくじろう会議やるゆとり、持っていないと

ろくじろうもダメになっちゃうなぁ。

だって、お茶を飲みながら語り合うこの時間は何ともいえない時が流れるから

建物らしくなってきたぞ!

なんとか形の見えてきた、小規模多機能・ろくじろう

嬉しいなぁ。

安普請だけれど、青空と、お日様と、星空もいい。

楽しみにしていた完成を待たずに、もう二人の方たちが天国に旅立ってしまった。

もうすこし、もうすこし....

安心して朝を迎えられる日まで、もう少し



そして、この場所に命を吹き込もう。

あったかい、命を。

みんな、まだ死ぬにははやいよぅ...


だって、人生は楽しいのだから♪


posted by アロマ姉さん at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ろくじろうでの日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月30日

地鎮祭

地鎮祭@

雲一つない秋晴れの中、地鎮祭が行われました。

前日、利用者さんを出来るだけ連れてゆきたいという私に
「無理なんじゃないの?」という意見も...

あきらめてしまう事は、簡単だよ。

なんとか、そう出来ないかなぁって工夫してみる事から始まるんじゃないの?

地鎮祭C

十人以上の送迎方法をやりくりして、

デイサービスのお昼ご飯は前日からカレーライスを仕込み、

車椅子を朝一番で運んで、

一人づつに「行ってみないか?」と問いかけて

地鎮祭A

ここにみんなが最後まで過ごせる家が建つよと伝えると、



地鎮祭B


みんな、嬉しそうだったなぁ




今週は、95才のバースディも行われた。

「私は百歳まで生きますので、皆さんよろしくお願いします」と、タケさんの宣言。


「百歳まで生きます!」と、95才のバースディ

三人のじーちゃん、犬好きだった♪

苦労して生きてきた、三人のじーちゃんたちは

皆、犬好きだった。

手と手


ちっちゃな手ってを、握りしめる事のできるろくじろうの十月がこうやって終わろうとしています。



★小規模多機能・ろくじろうは、来年三月にOPENします。

正看護師さん、夜勤のできるヘルパーさん、調理を手伝ってくださるパートさん募集予定です。
お気軽にお問い合わせください。(0470-38-3020 TELは16時以降がありがたいです)


posted by アロマ姉さん at 14:02| Comment(1) | TrackBack(0) | ろくじろうでの日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月02日

小規模多機能への、夢の一歩

ふたり

ろくじろうが始まって、あっという間に二年が過ぎた。

利用者さんが、たった一人の日もあった。

帰る、帰ると、はだしで飛び出して行ってしまう利用者さんを追っかけて一日が過ぎ、


不安を忘れてもらう為に、

延々と唄い続けた、昔の唄。


何人もの人たちをミオクり

泣きながら、笑い転げながら、あっという間に二年が過ぎた。


泊ることが出来なければ、どうにもならないんだ...


そんな現実を目の当たりにし、

この人たちと一緒に、夢を叶えたいと

ただ、ただ、がむしゃらに願い続けた。


海を見ながらイップク

年寄りたちと一緒に、暑さに耐えた夏。


若いスタッフも増え、新しいエネルギーが注ぎこまれ


どっちにする?きんつばと酒まんじゅう



たいちゃんとお昼寝


さらに若い、ゼロ歳のスタッフ、タイスケが一員に加わり、

たいちゃんとくらさん


続々と周りでは赤ちゃんが生まれ、ろくじろうでは100才違いも珍しくない光景となった。


夢の一歩へ!


そして、やっと、やっと、みんなの夢の一歩が始まった。


草を刈って、


草を燃やして、


小規模多機能・ろくじろうが始まろうとしている。


間に合いますように、


みんなが笑顔で、新しいろくじろうに


間に合いますように。


posted by アロマ姉さん at 23:29| Comment(1) | TrackBack(0) | ろくじろうでの日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月13日

お盆は切ないなぁ

今年はスタッフるみねぇの姑、そよさんの新盆。

夕方、るみねぇの家にお線香を上げに行った帰り際、るみねぇがこんな事を囁いた。


「そうそう、さっきおど屋(近所のスーパー)に買い物に行った時、
うちの利用者のしょうさんに会ったよ。

しょうさんがね、大きな台車を押しながらスーパーを出て行く所だったんだ。
その光景にちょっと異様なものを感じて、声を掛けるとしょうさんは一生懸命
状況を説明してくれたんだ。

財布と、買ったものを全部どこかに忘れてきちゃったこと、
家についてから今思い出して、あわててスーパーまで聞きに来た事、

でも、ここには無いって店員さんに言われた、どこにやっちゃったんだろう...

って、とってもしょげ返っていた。
あわててきたんだろうなぁ、入れ歯も入っていなかったんですよ。

家に帰って娘さんに電話して相談してご覧って話して別れたけど、

大丈夫かなぁ...」


ああ...少し前の我が家のじーちゃんと同じ行動だ。


まだ、スーパーになんとか買い物に行く事の出来たじーちゃんが


財布を忘れてきたとか、誰かが家に入って財布を取っていったに違いないとか言って、


スーパーに聞きに戻ったり...


そんな危うい事を繰り返していた一年前の我が家のじーちゃんの姿とよく似ている。



しょうさんの悲しげな顔が浮かんで、るみねぇと二人で肩を落とした。



娘さんも、そんな母の話を聞いた時、切ないものがこみ上げてくるだろうなぁ...


まだ、行動できる認知症の人と、その家族の通る切ない道



少し前まで、お盆の行事など、てきぱきとこなしていたであろうしょうさん。

賢くて、働き者で、苦労して苦労して生きてきたしょうさん。


周りがわさわさとする、この季節、認知症を患っている人たちは、


切ないんだ...


先週の利用日、さなさんはこう言った。

「こまったなぁ、お盆が来るのに、いったい何を用意したらいいのか、
ちょっとも分からなくなってしまったんだ。

さて、こまったなぁ...」


それなら、一緒に買い物に行こうと誘うと、少女のような笑顔で
造花とお菓子を沢山抱えて帰ってきた。

これでお盆を迎える事が出来ると...



にゃにゃさんは、お盆に帰省するひ孫や孫たちにあうと、頭が大混乱してしまう。


毎回の混乱に困った家族は、お盆めがけて長いショートスティをとってアズケテしまった。


がんばれ、にゃにゃさん。

必ず盆は終わるからね。


みんな、みんな、長い暮らしの中で子供を育てながらしっかりと家庭を守り、
家の行事を仕切ってきた人たち。



みんな、みんな、がんばれ!


もうすぐ、穏やかな日常が戻るから、

がんばれ、がんばれ...






posted by アロマ姉さん at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ろくじろうでの日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

父の日と安産祈願とあじさいと

今年の父の日は、ろくじろうの四人の父さんたちを祝いました。

父に日に

「何の役にも立たない男ですが、これからもよろしくお願いします。」

90才過ぎてもダンディなセンさん、泣いちゃった。

「人の葬式でも泣いたことのないあの人が泣いたの?」

送迎した自宅で、奥さんに話すとびっくりして、それでも嬉しそうだったなぁ。


「つまらない男ですが...」
と、いつも高倉健バリの挨拶をするYさん、

言葉に詰まっって、何んにも言えなくなっちゃった。


目を丸くして、父の日なんて祝ってもらったのは初めてだと七さん。


「夏を愛する人は、心強き人、岩を砕く波のような 僕の父親♪」

皆で感謝をこめて、唄った♪

そして、金曜日・いぬの日は、スタッフ望さんの安産を願う会


安産を願う会

予定日ギリギリまで出勤し続けたのぞみママ。

体に気を付けて、イイ子を産むんだよ。

お年寄りたちからの祝福に

のぞみママ、号泣


「この子と一緒に帰ってきますから、皆さん待っていてください。」


そんな挨拶に、松村和子の「帰ってこいよ!」を皆で熱唱♪

ただ、知っていたのはスタッフでも三名だけだった(なぁ〜んでか?)


みんなぁ、赤ん坊が抱けるからねぇ。

楽しみに長生きするんだよぅ


アジサイを見に


大雨の中、アジサイも見に行きました。


ただ、車に乗ってお出かけするだけでうれしい!うれしい!と
小学生のようにワクワクする利用者さん。

また、来年もきっと来よう。

いっぱい、いっぱい思い出を作ろう。


桃の実

ず〜っと眠っている方がいいと、
もう生きる事をあきらめてしまったかのようなTさん。

家族は元気の出る点滴を往診時に頼みたいと臨んだけれど、

それは違うんじゃないかと思った。


それよりも、お日様にあたろう!

庭に出よう。

好きなものを食べよう。


そして選んだフラワーエッセンスは「ハニーサックル


絶望感、無気力から生きなおそうという力がわき出したTさんのいいショット。


ろくじろうでは、今週もアロマとフラワーエッセンスと
人の力が大活躍でした。






posted by アロマ姉さん at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ろくじろうでの日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月19日

アロマで介護塾(第四回目)

介護塾2011-6

雨の中、横浜、君津、館山、丸山、千倉、さまざまな場所から介護塾に参加頂きました。

今回は、フラワーエッセンスが主役です。

ろくじろうで実際に一年半、お年寄りたちに使ってきたフラワーエッセンス

介護の世界で、じっくりと深く利用者さんたちの感情の中に入ってゆくために

何十年も抱えてきた心の中のしこりを雪のように溶かすために、

どうやって介護に生かすのかが、テーマです。

シノベ(タケノコ)頂きました!2011-6
↑シノベ(たけのこ)沢山頂きました。(先週のろくじろうの風景)




参加者の方たちは、介護職、看護師、介護家族、そして利用者さんもご家族と参加。

皆、大切な人や自分自身のためにフラワーエッセンスをブレンドしてみました。


その前に、多くの方たちが望むアロママッサージは、ご自身のセルフマッサージと言う
形で、精油がどうやって自分の体の中に入ってゆくのか体感していただきました。

最後に、ハーブティと白浜名物のシュークリームを頂きながら、

ギタリストであり介護福祉士のヒロキさんの生唄♪

皆で、楽しい時間を過ごしました。


いつものことですが、一時間の予定が二時間半...

話しは尽きませんが、ひとまずお開きとなりました。

新じゃがの皮むき2011-6
↑新じゃがも頂きました。皮むきはたわしで!(先週のろくじろうの風景)



前回までかおり庵で行っていた介護塾。

ろくじろうの畳の上でどんな雰囲気になるんだろう?

と心配していたけれど、ゆったり楽しい雰囲気が流れホッとしました。


「ここまでデイサービスで心のケアに特化している所は無いんじゃないのかなぁ?」


介護素人の私たちが始めたディサービスに、

嬉しい介護職からのエールでした。


介護塾を行っている本当の目的はね、

大好きな介護の仕事を、若い人たちにもっともっと楽しんでほしいから。

そうやって、自分の職場を変え、夢があるなら自分で独立してほしい。


そんな、望みから。


昨日も、一組の介護職夫婦に「自分たちで独立しなよ」の説得もどきが展開されました。


さてさて、どうなる事やら....

大家族みたいな昼食風景のろくじろう2011-6
↑コタツに座れる人は、コタツ席で昼食。大家族の様といつも笑います。(先週のろくじろうの風景)


みんなも、まんま食べにおいで!

先週は筍とジャガイモばかり食べていましたけど〜(おやつはポテトチップ)


★次回のあろまで介護塾は9/10 土曜日 どなたでも参加OK! 参加費2,000円 13:30〜
 事前に、電話ください〜♪ 0470-38-3020

posted by アロマ姉さん at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | アロマで介護塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする